メインコンテンツへスキップ
SSHファイル転送プロトコル (SFTP) では、ファイルを安全に送受信できるようにSecure Shellによる暗号化を使用しています。 BoxのSFTPサービスは、BusinessアカウントおよびEnterpriseアカウント (試用版のアカウントを除く) で利用可能で、Box管理者または共同管理者が有効にする必要があります。個人アカウント (無料またはPro) ではBoxのSFTPサービスを使用できません。 Box FTPサーバーは、[Enterprise設定] > [Boxクライアント] > [サーバー] でデフォルトで有効になっている、別の統合です。 より安全性の高い選択肢としてSFTPの使用をお勧めします。

Box SFTPの有効化

管理者または共同管理者として、以下の手順を実行します。
  1. 管理コンソールに移動して [統合] を選択します。
  2. [Box SFTP Server] を選択します。
  3. [利用状況] をクリックし、[すべてのユーザーが使用可能] を選択します。 SFTPは、選択したユーザーとグループに対して有効にすることも、選択したユーザーとグループ以外のすべてのユーザーに対して有効にすることもできます。
  4. [保存] をクリックします。
: 特定のフォルダへのSFTPアクセスは許可することができません。 Box SFTPは常にアカウント全体へのアクセスを提供します。

BoxのSFTPサーバーへの接続

  1. SFTPクライアントを選択します。
  2. 以下のパラメータを使用します。
    • サーバーホスト名: sftp.services.box.com
    • ユーザー名: Boxアカウントのメールアドレス (SSOログインはサポートされていません)
    • パスワード: Boxアカウントのパスワード
    • ポート: 22
  3. 接続中に、ホストキーの以下のパラメータを確認します。
    • アルゴリズム: ecdsa-sha2-nist256
    • フィンガープリント: SHA256:An60IqVqISRa3o2GRscno7QLnsTrIy0BGIchIAvJ9ZM

ファイアウォール

SFTPサーバーへの接続を確立できなかった場合は、アクセスに使用しているURLを確認してください。BoxのSFTPサービスは、ポート22への接続を許可しています。 SFTPサービスURLの一覧は、こちらで確認できます。

シングルサインオン (SSO)

現在、Box SFTPではシングルサインオン (SSO) がサポートされていません。 ユーザーアカウントでSSOが有効な場合、SSOログインを補完するため、Box固有のパスワードを作成する必要があります。これを行うには、ブラウザを使用してBoxアカウントにログインし、[アカウント設定] > [アカウント] の順に移動します。その後、[認証] セクションまでスクロールします。 SSOを使用している場合は、SSOをサポートしていない外部アプリケーションで使用する一意のパスワードを作成する必要があります。現在のパスワードを忘れた場合は、リセットできます。

Box SFTPの機能

Box SFTPには、以下の機能が実装されています。
  • ユーザー名とパスワードによる認証
  • ディレクトリの作成
  • ファイルまたはディレクトリの削除
  • ファイルのダウンロード
  • ファイルの作成時刻と変更時刻の保持
  • ファイルまたはディレクトリの名前変更、移動
  • 再開可能なダウンロード
  • ディレクトリの横断
  • 最大32 GBのファイルのアップロード
重要: Box SFTPでは、ディレクトリのリストが最初の100,000項目に制限されます。

サポートされていない操作

Box SFTPでは、以下の操作がサポートされていません。
  • 一括処理
  • フォルダの作成時刻と変更時刻の変更
  • グループの変更
  • 最終アクセス時刻の変更
  • 所有者の変更
  • 権限の変更
  • ウェブリンクの作成時刻と変更時刻の変更
  • 内部Boxファイル (Notes、Canvasなど) のダウンロード
  • リンク
  • アップロードの再開
  • シンボリックリンク
  • ファイルの省略
  • サイズが0バイトのファイルのアップロード
  • 内部Boxファイル (Box Notes、Box Canvasなど) のアップロード

UNIXコマンドライン経由でのSFTPの使用

ユーザーの認証

sftp -oPort=22 "user@example.com@sftp.services.box.com"

ディレクトリの変更

リモートディレクトリをpathに変更します。 cd path

ディレクトリの作成

pathで指定されたディレクトリを作成します。 mkdir path

ディレクトリの削除

pathで指定されたディレクトリを削除します。 rmdir path

ファイルの削除

pathで指定されたファイルを削除します。 rm path

リモートの作業ディレクトリの表示

pwd

ファイルまたはフォルダのダウンロード

remote-pathを取得し、ローカルマシンに保存します。local-pathが指定されていない場合は、Box内にあるのと同じ名前が指定されます。 get [-apR] remote-path [local-path] -a: 既存のファイルの部分的な転送を再開します。 -p: ファイルまたはフォルダの属性 (作成日変更日) をコピーします。 -R: ディレクトリを再帰的にコピーします。

ファイルのリスト取得

pathまたは現在のディレクトリ (pathが指定されていない場合) のいずれかのディレクトリのリストを表示します。 ls [-l] [path] -l: 所有権の情報を含む、詳細を表示します。

ファイルまたはフォルダの名前変更

ファイルの名前をoldpathからnewpathに変更します。 rename oldpath newpath

ファイルまたはフォルダのダウンロードの再開

remote-pathのダウンロードを再開します。-aフラグが設定されているgetに相当します。 reget [-pR] remote-path [local-path]

トラブルシューティング

verboseフラグを指定してsftpコマンドを実行した後、出力を調べます。 # verbose logging sftp -v -oPort=22 'user@example.com@sftp.services.box.com' # very verbose logging sftp -vv -oPort=22 'user@example.com@sftp.services.box.com' # very very verbose logging sftp -vvv -oPort=22 'user@example.com@sftp.services.box.com'

ファイルまたはフォルダのアップロード

local-pathをアップロードして、Boxに保存します。remote-pathが指定されていない場合は、ローカルマシンにあるのと同じ名前が指定されます。 put [-pR] local-path [remote-path] -R: ディレクトリを再帰的にコピーします。 -p: ファイルの属性 (変更日) を保持します。

curl経由でのSFTPの使用

ディレクトリの作成

curl sftp://sftp.services.box.com/ --user "user@example.com:password" -Q 'mkdir path'

ファイルの削除

curl sftp://sftp.services.box.com/ --user "user@example.com:password" -Q 'rm path'

フォルダの削除

curl sftp://sftp.services.box.com/ --user "user@example.com:password" -Q 'rmdir path'

pathのディレクトリのリストの表示

curl sftp://sftp.services.box.com/path/ --user "user@example.com" curl sftp://sftp.services.box.com/path/ --user "user@example.com:password"

ファイルのダウンロード

curl -O local-path sftp://sftp.services.box.com/path/ --user "user@example.com"

ディレクトリのファイルのリスト取得

ルートディレクトリのディレクトリのリストを表示します。 curl sftp://sftp.services.box.com --user "user@example.com" curl sftp://sftp.services.box.com --user "user@example.com:password"

ファイルまたはフォルダの名前変更

curl sftp://sftp.services.box.com/ --user "user@example.com:password" -Q 'rename oldpath newpath

トラブルシューティング

verboseフラグを指定してcurlコマンドを実行した後、出力を調べます。 # verbose logging curl -v sftp://sftp.services.box.com --user "user@example.com" # very verbose logging curl -vv sftp://sftp.services.box.com --user "user@example.com" # very, very verbose logging curl -vvv sftp://sftp.services.box.com --user "user@example.com"

ファイルのアップロード

curl -T local-path sftp://sftp.services.box.com/path/ --user "user@example.com:password" —ftp-create-dirs: 存在しないディレクトリを作成します。SFTPの操作でBoxに現在存在しないパスを使用すると、curlは失敗します。

FileZilla経由でのSFTPの使用

FileZilla経由でBoxのSFTPサービスを使用するには、以下のサーバーホスト名とポートを使用します。 サーバーホスト名: sftp://sftp.services.box.com ポート: 22 (デフォルト)

その他のクライアント経由でのSFTPの使用

その他のSFTPクライアント経由でBoxのSFTPサービスを使用するには、各クライアントのドキュメントを参照してください。