注これは、管理コンソールのBox Shuttleに関する記事です。 スタンドアロンツールである旧バージョンのBox Shuttleを使用している場合は、旧バージョンの移行ガイドを参照してください。
注Box Shuttleは、管理者のほか、コンテンツマネージャにアクセスできる共同管理者が使用できます。 Box Shuttleでは、データにアクセスする際に管理者権限が使用されます。 つまり、共同管理者は、分析の実行、移行ジョブの実行、テナントアカウント内のコンテンツの参照が可能ですが、そのコンテンツを開いたりダウンロードしたりすることはできません。
ソースデータ分析
Box Shuttleでは、既存のソースデータを分析し、全面的なコンテンツ移行の要件を定義できます。 Box Shuttleを使用すれば、ソースシステムに存在するデータを深く理解し、移行対象のすべてのコンテンツについて詳細にプランニングすることで、確実な移行アプローチを構築し、潜在的なエラーを特定して修正できます。 Box Shuttleの分析機能は、組織が次の情報を把握するために役立ちます。- コンテンツのボリューム: 合計ファイル数、合計フォルダ数など、指定されたソースにあるコンテンツのボリュームを特定します。 ボリュームは、所有者別のファイル、所有者別のファイルサイズ、拡張子別のファイル、拡張子別の合計ファイル数、カテゴリ別のファイル、カテゴリ別のファイルサイズで区分されます。
- コンテンツのアクティビティ: ファイルの作成日、最終更新日、ファイルサーバーでの最終アクセス日を確認できます。
- コンテンツレベルの詳細情報: パスワードで保護されたファイルまたはエラーがあるファイルを特定します。 ファイルシステム上にあるリンクを含むMicrosoftファイルも特定します。 一部のシステムでは、外部とコラボレーションしているファイルを把握します。
カスタマイズされた移行ジョブの構成
組織がソースデータについて理解できたら、Box Shuttleを使用して移行ジョブを全面的にカスタマイズできます。 ジョブの設定には、次の内容に関する意思決定機能が含まれます。- アクセス権限: Box ShuttleはソースシステムとBoxの両方を理解しているため、権限のマッピングのエラーを特定し、その競合をどう管理すればよいかの判断を提示できます。 Box Shuttleのツールでは、権限の競合を自動的に解決できます。
- エラー: 権限のスキャン中に特定されたエラーは、スキップするか、ジョブの設定中に再度評価できます。
- コンテンツの所有権: ソースシステムのアカウントからBox上の特定のターゲットアカウントへのマッピングをカスタマイズし、ソース上のユーザーとグループコラボレータをBox上のユーザーとグループコラボレータにマッピングします。必要に応じて、新しいユーザーにコンテンツを再度割り当てることもできます。
コンテンツの移行のシミュレーション
ライブデータを移動することなく移行を試行し、コンテンツの移行をシミュレーションします。 この手順により、移行チームは構成と設定を検証し、ファイル転送の成功率を把握し、Boxへの移行を実行する前に移行アプローチに対する確信を深めることができます。 シミュレーションにより、移行チームは次の情報を得られます。- 推定時間: シミュレーションでは移行のサイズとネットワーク帯域幅の両方に基づき、実際のコンテンツの移行で予想される所要時間をHH:MM:SS形式で示します。 この時間は推定値であり、実際の転送結果は、転送時の状況によって推定値とは異なる場合もあります。
- ファイルとフォルダのレポート: 移行前後のファイル数とフォルダ数の両方を示し、データの移行前のサイズと移行後のサイズを比較します。
- ファイル情報: 新しいファイル名、拡張子、所有者に関する詳細を含む、成功に向けたファイルレポートを作成します。
- ターゲットのパス構成: シミュレーションにより、データセットに含まれる項目ごとにターゲットのパスがレポートされます。 変更するターゲットのパスの構造を作成し直すようにジョブを再構成できます。
コンテンツの移行
ソースシステムからコンテンツを削除する前に、移行が正常に完了していることと、すべてのコンテンツがBoxに存在するか他の場所にバックアップされていることを確認してください。
Box Shuttleは、Box内で更新されたデータを上書きすることはありません。 つまり、Boxにデータを移行し、そのデータの操作を開始した後、さらに同期を実行した場合、ShuttleはBox内で更新されたコンテンツを認識し、そのコンテンツを上書きしません。
- 移行に向けて準備する際は、移行するコンテンツの準備のガイドラインを参照してください。
- ファイルやフォルダのみを移行し、そのファイルやフォルダに適用されている権限設定を移行しない場合の詳細については、データのみの移行を参照してください。
- 権限設定と共にコンテンツを移行する場合は、権限を伴うデータの移行を参照してください。
通知とレポート
Box通知により、Box Shuttleジョブのステータスと進捗に関する情報が常に提供されます。 ユーザーは、ジョブが以下の状態になった場合にShuttle固有の通知を受信します。- 開始 (手動で開始された場合とスケジュールされたジョブで開始された場合の両方。スケジュールされたジョブで開始された場合のこの通知は、スケジュールが想定どおりに開始されたことの確認として役立ちます)
- 停止
- 失敗
- エラーで完了
- 正常に完了
- スケジュールから開始しようとして失敗